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十二支のイノシシ(亥)が持つ意味や象徴、生まれ年の性格について。

イノシシ(亥)
Photo by CC0 / Public Domain

亥(い)は、十二支の最後、12番目にあたる干支です。日本では「イノシシ(猪)」、中国などでは「ブタ(豚)」が当てられています。

亥(い)の意味と象徴

「亥」という漢字は、「核(かく)」や「閉ざす」という意味を持ち、生命の力が種子の内部に完全に閉じ込められ、次の春の芽吹きに向けて地中でエネルギーをじっと蓄えている状態を表しています。一つのサイクルが終わり、次への準備が完了した象徴です。

動物のイノシシは、その猪突猛進する姿から「勇気」「情熱」「無病息災」の象徴とされています。また、イノシシの肉は古くから栄養価が高く万病を防ぐと信じられており(山鯨と呼ばれました)、無病息災のシンボルとして尊ばれてきました。中国の「豚」もまた、多産であり富と豊穣の象徴とされています。

亥年(いどし)生まれの性格・特徴

一般的に、亥年生まれの人は以下のような特徴があると言われています。

  • 誠実で真っ直ぐ: 嘘や裏表がなく、純粋で素直な心を持っています。
  • 猪突猛進の行動力: 目標が決まると、他のことには目もくれずに凄まじい集中力で突き進みます。
  • 正義感と勇気: 困難な状況でも逃げ出さず、立ち向かう勇気を持っています。
  • 融通が利かない一面も: 一つのことに集中しすぎるあまり、周囲の意見が見えなくなったり、柔軟な対応が苦手だったりすることがあります。

亥(い)に関する豆知識

  • 方角: 北北西よりやや西(西北微西)
  • 時刻: 午後9時から午後11時ごろ(亥の刻)
  • 月: 旧暦10月
  • 五行: 水(すい)

日本では、旧暦の10月(亥の月)の最初の「亥の日」に、囲炉裏やこたつに火を入れる「炉開き(ろびらき)」や「こたつ開き」を行うと、イノシシが火の神の使いであることから火事にならないという言い伝えがあり、現在でも茶道の世界などでその風習が残っています。